各地で雨が降っていますね。しかし暑さは暑さであるということで何とも。
実家は山の側なので風が涼しいです。東京に帰りたくなくなりますね。



さて実家でのキューブ作りですが、無事ラヴニカの足りないカードをピックアップすることが出来ました。
大体コモンは揃っているのでアンコとレアが何種類か足りないぐらい。ドラフトもシールドも沢山やったからなぁ。
あまり高いカードは無かったので一安心。死儀礼は禁止になったとかで安かったんですね。一番高くて復活の声ぐらいでした。

ただ、どうしようかと悩んでしまうことも。最初はラヴニカのブロック全てを合わせた巨大なキューブにしようと考えたものの、これは多分まとまらないんじゃないかという疑惑が。色のピック的な意味で。

まぁ…いいのか?

当時のドラフトは各エキスパンションを一つずつ使っていたから何とかなるのかな。
ブロック毎にキューブを分けてもいいものの、ドラゴンの迷路だけ小エキスパンションだから組めませんしね。うーん。





・・・・・・・・・・・・



良し、全部合わそう!(適当)
台風の影響で一日中雨。ジメッとしていますが冷房が要らないので有り難いです。
帰省ももう少し。キューブに加えてもういくつか遊べるものを作りたいですね。
そんなわけで今日はこれを。

「タワーマジック」
カードの束を用意して遊ぶやり方ですね。

今考えているのは、5枚の各土地を初期配置として一つのデッキからカードを引いてプレイしていくもの。土地のことを考える必要が無いので気軽に遊べそうです。
ただ、シングルシンボルで5コス以下のカードしか入れられないのがネック。マナ関連のカードをどこまで採用するかが問題です。デッキからサーチしたり、いつまでもプレイできないカードがあるのはストレスなので採用したくないですしね。

まぁこれは気軽に作れるので、とりあえず一つ作ってみたいと思います。

あともう一つ考えている遊び方が、土地・クリーチャー・スペルで分けた束を用意して適宜どれを引くかを選べるというもの。
最初に7枚引く段階から好きに引ける感じでいいかと思います。ただ、色事故が結構な確率で起こりそうなので序盤の色事故をケアできるルールにしたいです。
基本土地は選べるようにしてもいいかも?

こんな感じでしょうか。


これらの遊び方はどれも初心者の方でも入りやすいものとして、出来るだけ単純で使っていて楽しいカードをチョイスしたいですね!
もう8月。お盆に向けて帰省される方も多いでしょう。
私も実家に帰ります。田舎なので涼しいです。夜に冷房が要らないというのは有り難いですね。
そんなこんなで帰るにあたって家で眠っているカード達を活用したいと考えています。
自分自身の確認の為にも方法を綴っておきたいと思います。


「リミテッド・キューブ」
自作のカードプールを用意してドラフトやシールドで遊ぶものです。
昔にコモン専用のキューブドラフトを遊ばせてもらったことがあり、それ以来自分でも作ってみたいと思っていました。
ラヴニカの回帰ブロックは凄くリミテッドが楽しかったので、その3エキスパンションでキューブを組みたいと思います。結構な量になるなぁ。

数年前に途中までは作ってあるので、足りないカードを埋めていく流れですね。
コモン×4 アンコモン×3 レア×2 神話×1 ぐらいの割合にしたいです。ショックランドはまぁ、いいかな…(妥協)
他に高くなってるカードとか無ければいいのですが。

それをレア度別に分けておけば、遊ぶ時はコモン×11、アンコモン×3、レアor神話×1って形で実際のドラフトのように遊べそうです。


問題点はかさばること。封筒が入っていた段ボールに収めているこのの結構重いしでかいです。まぁボドゲの箱がでかいのはよくあることなので仕方ないですが。
あとは遊ぶ相手がいるかということ。MTGのルールを知らない人に勧めるのは流石になぁ。東京に持ってくるのならば活用しないとけっこうなディスアド。そのまま負けまであるほどなので、ここはなんとかしたいですね。

とは言っても今ここで作らなければ恐らく一生作らないので今年の帰省した際の目標としたいです。

そんなわけで…これを見ているあなた、一緒にキューブドラフトしません?
前回からマジックの遊びを考えることを再開し、ハーフデッキについて取り上げました。ハーフデッキは初心者に最適な遊び、と結論が出て、次は実際のハーフデッキの中身を考えてみよう、、、というところでした。

その予定だったのですが、やめておこうと思います。
というのも机上の空論を語るよりも実際に作って初心者やらにプレイしてもらうのが一番なので、それをやりたかったんですが、ちょっと今はカードが手元に無くてですね……。

またいずれ初心者セットは作る予定ではあるので、内容は実際に取り組めて試行錯誤する段階で考えればいいかと思いました。

まぁそれにあんまり考えなくてもいいと思います。
土地は12枚ほど。
あとはクリーチャー12枚、スペル6枚ほどで各色のパワーバランスを図ってやれば完成でいいと思います。

このフレーバーを入れたい……というのはありますが、それは必要というより、こだわりの部分ですしね。楽しみながらやったらいいと思います。


と、いうわけでハーフデッキはまた機会を待ち、一旦終わりにしようと思います。

次のお題は、昔の経験者やリミテッド好きを対象にした「カジュアル・キューブ」にしようと思っています。

ただ、ちょっと最近はゴタゴタしてきまして、また更新が空いてしまうかも知れません。。。。
前回はティーチングキャラバンを取り上げ、そこから見える課題と解決策をまとめ、結果として私はこの考えをふまえてどうしていくの? ということをまとめました。

結論だけを抜き出しますと

課題1:未経験者 ⇒ 初心者までの道のりは整備されているが、そこから先は不十分。公式フォーマットをプレイするぐらいと選択枝が少ない上にハードルは高い。
課題2:コミュニティへの所属、繋がりは遊びの範囲を広げるが、始めたてではコミュニティに所属しづらい。

解決策1:環境に合わせた強さを持つデッキやカードを提示し、敷居を無くす。
解決策2:環境自体を新しく作り、敷居を合わす。

【それで結局、この考えを踏まえてどうするの?】

・コストの低い遊び方を考えていく。
・ショップは遊ぶための「3つの条件」が揃っている。機会があればもちかけてみる。
・自分のやりたいこと、コミュニティを具体的にイメージし実行に備える

と、いう感じです。結論は分かっていたことの復習のような結果になりましたが、大切なことを何度も繰り返すことは重要なことです。

そんな感じで、ティーチングキャラバンについての記事でした。
それでは、引き続きマジックの遊びの形を考えていきたいと思います。前回はハーフデッキを取り上げるところからでしたね。

大まかに、まずハーフデッキの概要と狙いをまとめ、実際のハーフデッキの形を考えていきます。
今回は、「ハーフデッキの概要と狙い」を取り上げます。

【ハーフデッキとは?】
・30枚のデッキのこと。「ティーチングキャラバン」で使われているらしい指導用のデッキです。私が初心者向けのデッキについての記事を書いている時に、「30枚デッキがいいんじゃないのか?」 というコメントを頂いたので取り上げようと思っていました。


まず私がクリアしたかった項目ですが
・とりあえず、大まかにでもルールを理解してもらうこと
・色の違いと、役割を理解してもらうこと
・楽しくプレイできること


の3つです。

私は「色の役割」を理解すること、「ストレスを軽減した快適なプレイ」が出来るようにマリガンルールを無くす、等をルールに盛り込んだ「(色んなカードが入った」100枚デッキ」を考えました。しかし、コメントをもらってから、この点をクリアするならばわざわざ新しい遊び方を作るまでもなく、既存のマジックのゲームを縮小させた「ハーフデッキ」がベストな選択だということに気付かされました。

まず、「ルールを理解してもらうこと」ですが、これはハーフデッキが一番適している点ですね。下手に独自のルールを作って遊んでもらい、慣れてからまた基本のルールを覚えてもらうのは余計に複雑にしています。
基本のルールに忠実で、単純で分かりやすいゲームを作り上げるには30枚ほどのデッキが最適だろうと思います。(20枚ではカードが少なすぎ、40枚では土地事故が起こりそう)

次に「色の役割」ですが、5種類の単色デッキを作れば十分に理解できると思います。それに加え、単色デッキであればその色の特徴もよく出ますし、プレイしていてなんとなくでも「好きな色・カードタイプが決まる」可能性もあります。これはマジックを楽しむ上で重要なことだと思えます。

勿論、戦略は単調です。それだけに理解しやすいので、あくまでも最初のルール説明としてなら、その導入としてはこれ以上の案はないように思います。

この点を踏まえると最初の導入としてハーフデッキは最適だと思います。(少なくとも今のところは)

それで、次の「実際にハーフデッキの形を考える」にいきたいのですが、その前にちょっと疑問に感じたことがあります。

ティーチングキャラバンでは、慣れてきたら2つのデッキを合わせて戦う、といった感じになるらしいのですが、これはどうなんでしょう?

というのも、単純にストレスが増えそうな気がします。カードの絶対量が増えることによるマナフラッド、マナスクリュー、色事故、マリガンは起こります。

ただ、それも含めての慣れてきた人用、ということでしょうか。別にマナ域の割合は変わらないからゲームスピードは変わりませんし。

色が増えることによって今の状況を対処できるケースを考えられるようになるし、色と色の相性も分かるようになりそう。白緑はやりやすい、青緑はやり辛い、とか。

ハーフデッキは導入として最適だと思いましたが、その後戦略に幅をきかせるといった場合に、どれくらいのゲームになるのかはちょっと分からないです。これは実際に動かしてみるのが一番よさそうかな。

ただ、今手元にカードが無いからしばらく先になっちゃいますね。

とりあえず、 未経験者 ⇒ 初心者 までの導入にハーフデッキは適している。 ということは結論として言えそうです。
ただ、「次の段階(初心者 ⇒ ~)」で求められる要点について考えてから、「実際のハーフデッキの形を考える」項目に移りたいと思います。

(ちょっと長くなったので一旦切ります)
前回は課題に対する解決策として「ティーチングキャラバンで配るデッキのパワーを上げ、FNMぐらいなら参加できるようにする」を取り上げました。

今回は2つ目の解決策、「大会の制限を強くし(例:スタンのコモン限定構築)、カードパワーが低いデッキでも参加できる大会を開催する」
3つ目の解決策「デッキの必要のないイベント(例:シールド・ドラフト・マジックリーグ、デッキ貸出の各フォーマット大会)を開催する」を取り上げます。

まぁこの2つ目と3つ目は内容が違うだけで、概要はほぼ一緒なので今回は一緒のイベントとして考えていきます。

コンセプトは、遊ぶ場の敷居を下げるということ。
もっと言うと、公式のフォーマットが高いと感じる人に対して丁度良い敷居を作るということ。
これはどのように実現できるのか?
「公式」・「カードショップ」・「個人」 の3つの立場から考えたいと思います。

まず、公式の立場からですが、そもそもこれは公式としては手が出しづらい話だと思います。遊び方として提示するだけならいいですが、フォーマットの一つとして決めるとなると制定しなければならないことが増えます。

憶測ですが、公式にフォーマットを一つ制定するというのは簡単な話ではないでしょう。影響は多岐に渡り、そもそも制定するために様々な会議が必要でしょうし、よっぽど必要に駆られた状況じゃないと成立しないと思います。

そもそもマジックは今のフォーマットだけで十分盛況しているように感じます。売上としても、イベントに対する反応としても。
これが、「プレイヤー達が大勢引退しだした」とか、「新規参入を新たに目指す」となると手を打たねばならぬと思いますが、今のところそんな兆候は私には見えません。

私がやりたいことは、「敷居を下げたマジックの遊び」です。それはやはり商売として見たマジックのコンセプトからは、外れないにしても本義ではない、ということだと思います。少なくとも今は。
つまり公式に求めるより、自分で行動を起こしたほうが早い、ということが言えます。


一方、店舗単位ならば実現できると思います。お店として収益が見込めるかというと微妙な話ですが、マジックのプレイヤー層を増やすという観点から見れば敷居の低いトーナメントやマイノリティ側のプレイヤーを取り囲めるイベントは価値があると思います。
(こちらも個人の憶測の話ですが)

収益以外に公益や交流という観点から見れば意義がある行動ですし、それを収益に繋げることも出来るとも思います。

店舗側に特別な用意は要らない(と思う)ので、プレイヤー側から「こんな大会があったらやってみたい」とか「GP前なのでシールドorドラフトの練習をしたい」といった希望の声があれば、空いている時間に予定を組み込み、反応を見て続けるかどうかを決めればいいように思えます。常連が続けていれば人も増えていくと思いますし、そうなると出来ることの可能性も広がっていきます。

ただ、可能性が広がる分お店側の負担も大きくなってくるでしょうし、軌道に乗るかどうかはそのお店の店長さんや店員さんの器量と参加するプレイヤー達の態度にかかっているでしょうね。

始める為の材料は揃っていても、上手くいくかどうかは分からない、といったところでしょうか。カードショップは店長さんとプレイヤーの距離が近い場合が多いと思いますし、そこを生かしてプレイヤーと店長さんが協力してつくりあげていければ理想的ですね。

まぁただ、条件としては
1 店長(もしくは店員)にそういった催し物についての関心(までいかなくても手伝ってもいいぐらいの意識)がある。
2 相談を持ちかけるプレイヤーと店側との距離がある程度親しい


といったものが挙げられます。実際には他にも条件があるでしょう。
全部のお店で可能性のある話ではないですね(当たり前)
ですが、試してみる価値は大いにありそうです。


最後に個人の立場から。3つの中で一番自由で、一番可能性がありつつも課題が多いと思います。これは完全に立ち上げようとする集団や人の器量によります。

私は、遊ぶにおいて必要なモノは3つだと考えています。
「人」、「場所」、「モノ」
の3つです。
人は実際に遊ぶ人のこと。場所は遊ぶ場所のこと。モノは遊び道具のことです。
先のカードショップで材料が揃っていると言ったのは、この3つが集めやすい環境だからです。
私としても、個人で動き始めるという所からの出発になりますが、「場所」はカードショップが色々と都合が良い場所かなぁと思います。あまり大きな催しはできないと思いますが、もしかしたら数時間ほどは場所を提供してくれるかもしれませんし、そういったことに関心がある方なら共同で作り上げていくことが出来る可能性もあります。
他は公的な建物や大学、場合によっては自宅もあげられるかもしれません。(DN界で有名な某お宅では、何人かでボドゲをやられているようですごいなーと思います。憧れます)

まぁそういった遊ぶのに必要なものを、個人がやるとなると全て用意しなくてはなりません。
モノを用意し、場所を手配し、人を呼ぶのです。
ただ、この立場はそれこそその人それぞれごとに色々な分野の人に対してアプローチできるので一番可能性がある部分だと思います。
カードショップならカードプレイヤーに接触しやすい強みがありますが、それ以外の人に接触しづらい弱みでもあり、その点、個人はその人が持っているコミュニティやコネクションの繋がりが千差万別で、その人ごとの繋がりに接触できる特徴があります。

この個人の選択肢は達成の条件やボーダーが人それぞれで変わる為、一概にはまとめられませんね。3つの条件を用意することが実現する鍵、人の繋がりの数だけ可能性がある、大変そう(アバウトだけど)、ということを結論としたいと思います。



以上、3つの立場を考えてみました。
今回考えた「敷居の低いマジックの遊びを実現させるには」をまとめると

・公式に期待するなら自分で動く
・カードショップは、達成する為に必要な条件が揃っている。大事なのはお店側とプレイヤー側の関心とやり取り
・個人は一番可能性があるが、条件を達成する必要があり大変。

ですね。
新しいものをつくり、運営していく必要がある以上、1の選択肢である「ティーチングキャラバンで配るデッキのパワーを上げ、FNMぐらいなら参加できるようにする」よりも達成していく条件が多いです。

ただ、その分実現できた時の楽しさも今までにないものがあるとも思えます。
前回は遊ぶためにみんなに合わせた道具を作る、という観点。今回は新しく遊ぶ環境を作る、という観点でしたので自分がどのような遊ぶ環境を目指すのか、というコンセプトをまず明確にすることが大切でしょう。

それで結局、今回考えて私はどうすればいいの、という当初の目的。

私はマジックのコミュニティを作りたいと考えていると同時に、マジックとはまた違った繋がりの中で、一つの遊び道具にマジックがあればいいな、とも考えています。
別に囲碁でもボドゲでもドッヂボールでも良いんですけれど、マジックがその中にあればいいですね。私は遊びとしてマジックが好きですw


まぁ私としてはまだ先の話です。今は条件を揃えるための選択肢すら出ていない状況なので……。(まぁだからこそ今年は考える為の一年にしたのですが)
いつか条件をそろえるための選択肢に手が届きそうになる時の為に進みたい方向を考えておきたいと思う、というのが個人的な結論です。

長い文章で見づらかったと思います。すいません。。。
そんな中でも見てくださったあなたは、楽しくマジックをプレイする、といった事柄に関心のある方だろうと思います。
改めて周りを見てみると楽しいマジックをする選択肢は意外と溢れているのかもしれませんね。

とりあえず、【ティーチングキャラバンから見えるマジックの課題と解決策】は終わりです。
見てくださってありがとうございました。

(次回は途中だった、実際のゲームの構想を引き続き考えていきたいと思います)
前回はティーチングキャラバンについて取り上げ、まずティーチングキャラバンから見えた課題をまとめました。

1 未経験者 ⇒ ティーチングキャラバン までの道のりはよくても、その後に公的な場で遊ぼうと思うとグッとハードルが上がる点
2 初心者が加入しやすいコミュニティ、又はイベントの存在が必要な点

この2点です。
今回は、課題に対する解決策について書きたいと思います。
こうやって書くと難しく見えますね……上手い言い回しがあればいいんですけど、別に複雑なことではないです。(だからといって簡単なことではないのですが……)

まず、1の問題点。ティーチングキャラバンに参加したプレイヤーの次に遊ぶ場の敷居が高い点。この点の解決策はプレイヤーを強くするか、遊ぶ場の敷居を低くするかのどちらかになります。

1 ティーチングキャラバンで配るデッキのパワーを上げ、FNMぐらいなら参加できるようにする
2 大会の制限を強くし(例:スタンのコモン限定構築)、カードパワーが低いデッキでも参加できる大会を開催する
3 デッキの必要のないイベント(例:シールド・ドラフト・マジックリーグ、デッキ貸出の各フォーマット大会)を開催する。

前回のドラクエの例えを使うなら、王様からもらえる装備を「木の棒」から「銅の剣」に変えるか、エンカウントする敵のレベルを「バラモス」から「スライム」ほどに弱くするか。
つまり、装備を整えるか、相応の敵と出会えるようにするかの二択。
自分を強くするか、相手を弱くするかのどちらかになります。

しかし、なんというか、そんなことが必要なの? と思う方がいるかもしれません。
(私は書いていて、わざわざそんなことをしないとMTGって始められないのだろうかと改めて疑問に感じました)

弱いなら弱いなりに格上と闘うことは勉強になる、デッキが弱い最初は仕方ない、かもしれません。
ただ、やっぱり。そう思いつつもマジックが続けられる人は、マジックに対して意識が高い人だけで、そうでない人は止めてしまいそうに思えます。

MTGはどんなデッキを使っていようが、相手のデッキとのデッキのパワーさえ変わらないならば、戦うことができます。プレイヤーの経験知が少ない分、あくまでも戦えるだけで勝てるかどうかは別ですが、少なくとも同じ土俵に立てます。この「勝てるかも知れない」。これはとても重要なことです。
どうあがいても勝てないと思うような勝負は、既に勝負の「勝」が抜けた、とても虚しい只の負けになってしまいます。

上手い例えではないですが、ボクシングのヘビー級とライト級が戦うような、勝負が始まる前から明らかにパワーが違っているような勝負といったところでしょうか。

考えてみれば、大抵のボードゲームは相手と平等な状態でスタートしますが、カードゲームにおいては違いますね。その違いが面白いのですが、相性の差という枠を超えてカード自体のパワーの差が出ている場合は面白くもなんともないゲームになります。

シールド戦で、貧弱で弱いデッキしか作れない自分と超充実しているプールを相手とするような状況、というと少しは似ているでしょうか。伯仲した戦いなら楽しいですが、10回やって10回負けるような勝負を楽しいと思うプレイヤーはいませんよね。

自分の工夫次第で負けを勝ちに出来る。こう感じた瞬間こそ楽しく、また上達したいと思える時だと思います。その為には同じ土俵に立たなくてはいけません。

そうやって考えると、やはり対戦相手とのデッキのパワーを同じくらいにする、という前提は必要になりますね。

脱線してしまいました。
それで、1.2.3の対応策ですが、一つずつ見てみたいと思います。

1の案ですが、単純に配るデッキのパワーを上げるというもの。

これが一番スムーズです。最初は簡単な単純なデッキで教え、最終的にスタンダードで戦えるぐらいのデッキを渡すのです。そうすれば、店舗に行ってFNMでもフリープレイでも、公式のフォーマットということで対戦相手には事欠かないでしょうし、後はこちらから手間をかける必要なくマジックの活動を続けることが期待できます。

ただ、そんなことはできません。当たり前ですよね、ティーチングキャラバン側のコストがかかりすぎるからです。
これはティーチングキャラバンという公的な催し物である以上、コストの問題はついてまわるでしょうし仕方ありません。

ですが、私的な関係においてこれが可能ならば、他の選択肢よりもこれが一番いいかと思います。
デッキを用意するだけ、という手軽で、公式に準じたフォーマットでの勝負が出来る、と一番自然な状態でマジックが遊べます。
デッキをあげるまでいかなくとも、高いカードを貸す・デッキを一時的に貸す、ぐらいならば出来ないことは無いと思います。

他にも、安いデッキを紹介する、が挙げられるでしょうか。
でもこれも良い案とは言えません。なぜならば、その時その時の状況でデッキを考えて行かなけれればいけないからです。
私も大学生の時は色々と考えていましたが、今ではそうもいきません。
貧乏デッキが主流とまで言えなくても、ちょっとそういうデッキ構築の考え方もある、という認知が増えていけばいいんですけれどねぇ。。。。
貧乏プレイヤー……もっと増えていいのよ?(チラッ

あと問題としては、やはりコミュニティというか、人と人との関係ですね。
お互いに楽しみ合うことが出来るマジックの繋がりが万事解決な気がします。
これが出来ればいいという結論でしょうか。このマジックと人間関係についてもまた掘り下げてみたいですが、今回の考えるところではないので、また次の機会まで覚えておきたいです。

色々と脱線してしまいましたが、周りの環境に合わせたデッキやカードを提示すること、これが1つめの解決策です。
(ちょっと長くなってしまったので、次回に続きます)
【ティーチングキャラバンから見えるマジックの課題と解決策】

前回、未経験者へのデッキとして、「チュートリアル用・シングルデッキ」の構想をあげました。
その記事に、「ティーチングキャラバン(公式からの指導イベント)で使っている単色の30枚デッキが分かりやすくて良さそう」、というコメントをもらいました。

確かに、そちらの方が分かりやすそうです。下手にゲームの形を変えるよりも、単純にゲームの規模を縮小・単純化し、除序に複雑に、戦略的に段階を踏んでいくスタイルの方が自然で分かりやすい気がします。

ということで、ひとまずハーフデッキについて考えていきたいと思います。
が、その前にティーチングキャラバン自体が中々興味深く、今回は方向転換してティーチングキャラバン自体について考え、そこから見えたことをまとめようかと思います。


《ティーチングキャラバンとは?》
概要としては
1 8~24人ほどの人数を募集し、店舗で開催する(指導役は店舗の店員?)
2 各色5つのハーフデッキが用意されている。慣れた人は2つを合わせて60枚デッキにも挑戦できる
3 30枚のカードは、PWが描かれたデッキケース(厚紙製っぽい)に入っており、イベント終了後にライフカウンター付きのプレイマット(紙製)とカードボックス(ほどほどの大きさ。お店で200円ぐらいのやつです)と共にもらえる

と、いったところ。
公式サイトの紹介を見て感じましたが、とてもいいイベントだと思いました。
身一つで参加でき、単純に遊べ、かつ拡張性もあり、イベント終了後も持ち帰ったデッキ同士で遊ぶことができる。

特にデッキケースとカードボックスがもらえるのが上手いな、と思います。デッキケースという形があれば、デッキそのものを取っておこうと思うし、カードボックスがあれば気軽にシングルカードやパックを買いやすいですしね。

敷居が低く、遊んで楽しく、その後も期待できる、上手いイベントだなぁと思います。


ただ、少し懸念するところもあり、このシステムをそのまま用いるだけでは上手くいかなそうな気もします。

そういうわけで、ティーチングキャラバンから見える課題と解決策について記事にしたいと思います。結論として結局のところ何が分かったのか、個人としての私は何を取り入れたらいいのかを示したいと思います。

今回の記事では、まず課題を取り上げます。

それでは、ティーチングキャラバンで主眼としている項目をあげます。

1 敷居を低く設定し、色んな人にMTGを知ってもらう
2 実際にMTGをプレイして楽しいと感じさせる
3 その後のMTG活動に繋げる


の3つだと感じました。
1と2は、良くできたシステムだとおもいます。考えなければいけないことはまだ色々とありますが、それは広報や環境の工夫などの運営するハード側の問題ですね。遊び方としてはこれで十分かと思います。

ただ、どうも3が弱いかなと、ちょっと思いました。厳密に言うとティーチングキャラバンのシステムが悪いというよりマジックの環境自体の話にもなります。

その後のMTG活動に結びつける、という点ですが、このハーフデッキを1つもらったとして果たして遊べるのでしょうか? MTGの活動をしますか?
遊ぶとすれば、同じくティーチングキャラバンに参加した者同士がハーフデッキで対戦するときです。それ以外では、ほぼ無いと思います。

ハーフデッキはハーフデッキ同士で遊ぶようにゲームが設定されています。公式が推奨する他のフォーマットとの互換性はありません。
ティーチングキャラバンは必然的に、参加したプレイヤーにカードを購入して各フォーマットへの参加を期待しています。

当然の流れです。
ただ、未経験者の人がティーチングキャラバンに行き、期待通り初心者となりました。
この初心者はこの後どうなるのでしょう。どこでMTG活動をすると思いますか?

選択肢としては、
1 店舗でのフリープレイ・大会やFNM
2 独自のコミュニティでのゲームプレイ


大雑把な分類ですが、大体この2つに分けられると思います。

まず1の店舗の大会やFNMですが、これはスタンダードやモダン等です。
ティーチングキャラバンに参加した人が次にFNMに行くと……どうなるでしょう?

私は、楽しめるとは思えません。(私自身が初めてのFNMでの苦い経験があるからかもしれませんが……)
そもそもティーチングキャラバンの次のステージとしては敷居が高すぎると思います。(プレイング等の実力やデッキパワーとして)

ここでの問題は、マジックを遊ぶ敷居が軒並み高すぎるということ。
始めたばかりの人、少なくともティーチングキャラバンに参加した人が次にマジックをプレイする公の適当な場が無いことです。

これについては、ティーチングキャラバンでなく環境や店舗の問題になるので、今回では取り上げません。
ティーチングキャラバンとしての問題というと、もらったデッキで遊ぶ機会が公式に整備されていないこと。
つまり自分で行動しない限り、このデッキで遊べる機会は無いということです。

王様から、木の棒をもらって旅立ったはいいけど、いきなりバラモスレベルのモンスターとしかエンカウントしないような状況です。


このデッキを元に拡張すればいいんじゃない? と思われた方もいると思います。
私もそれで良いと思います。しかし問題は、順当なステージが無いということです。
スタンダードで戦うことを想定したとしても、このデッキの原型が残ることは無いでしょう(数枚の土地は残ると思いますが……)
何枚ものカードとお札を交換してデッキを作ればいいのですが、始めたての方にそこまで求めるのはハードルが高いと思うのです。

これに対し2の選択肢である、「独自のコミュニティでのゲームプレイ」が出来れば問題はありません。

バラモスもモンスターとしてではなく、仲間としてなら心強いものです。

資産や知識に乏しくてもデッキを貸してもらったり、対戦を見たり、シールドで構築について教えてもらいながら遊んでいけばいいのですから。

ただここでの問題は、始めたばかりの人にこういったコミュニティはないということです。

どうでしょう。みなさんの周りにはありますか? 別にコミュニティとまで言わなくても初心者に対して面倒見のいい方の1人や2人がいてくれればいいと思うのです。もし思い当たる節があれば、是非大切にしてほしいと思います。
自然と遊べるような雰囲気がプレイヤー同士で共有できればいいんですけれどね。それを常に求めるのは難しいと思います。

まぁプレイヤーの意識改革などを図るよりも、初心者の方が参加しやすいイベントを店舗側で用意するのが一番の解決だと思います。
マジック・リーグはそういう役割を担っていた気がしますが、私の知る限りだとあまり流行っていなかったですね。カジュアルマジックの需要はマイノリティ側なのかなと思う要因です。

そんなわけで、ティーチングキャラバン自体はとてもよくできたシステムだと思うものの、環境とそぐわないところがあるのも確かだと思う、という話でした。

最後に、ティーチングキャラバンから見えた課題をまとめると

1 未経験者 ⇒ ティーチングキャラバン までの道のりはよくても、その後に公的な場で遊ぼうと思うとグッとハードルが上がる点
2 初心者が加入しやすいコミュニティ、又はイベントの存在が必要な点

デッキ自体は悪くないけど、環境に合っていない……な感じでしょうか。マジック的表現ですと。

次の記事では、今回の課題に対する解決策と、結局のところ私は分かったことの何を取り入れたらいいのか、について書きたいと思います。
前回、考えるべき重要なことは
出来るだけ広く、どのような人でも、分かりやすく、楽しめるゲーム を考えること、と定めました。(語呂悪いですね……)

それでは、実際のゲームの構想です。

【チュートリアル用・シングルデッキ】
・土地の入っていない100枚ほどのデッキを1つ使った、山札を共有した対戦。墓地は共有しない。
・お互いに基本土地を1種類ずつ場に出した状態でゲームスタート。
・初期手札は1~7枚から相手の経験に応じて決める。 
・その他は、一般的なMTGのルールで進行。

《目的》
・MTGの魅力を感じてもらう
・初心者にMTGの大まかなルール、色の役割を教える目的

《概要》
・各色の代表的なカードを詰め込んだデッキ。土地は入っていないので、全て有効札。
いろんな呪文を駆使して戦うMTGの雰囲気を味わってもらい、色の性格が分かってもらえれば。

・ストレスなくプレイするため、土地事故の要素を排除するためにお互いに土地を展開した状態でゲームスタート。マリガンは無し(覚えることが増えるので)。
初期手札の枚数は複雑さと戦略性のトレードオフになるので、相手に応じて考えていく。最初は3枚ぐらいで手札を公開して説明しながらプレイし、慣れしだい普通に対戦して初期手札も増やしていけばいいかと思います。

・初期手札に左右されないように、MTGの雰囲気を味わえるように、ゆっくりとした、かつダラけないようなゲームスピードが望ましい。それに見合ったカードパワーを。

・一つのデッキを共有する理由は、上手く言えないのですが「安心感」でしょうか。
自分が使う可能性もあるカードを相手も使っている、というのは手札が見えないカードゲームをプレイする上で安心感があることです(多分)
同じようなカードを使った対戦なら、いっそのこと一つでもいいかと思いました。

《ポイント》
・特別なキーワード能力は入れない
・味のあるフレーバーテキスト、キレイなイラスト、有名なマジックのカードを入れたい
・同じカードは1枚まで
・シングルシンボルのカードで構成
・シャッフルするカードは入れない

《考え中》
・マナカーブは色ごとに均等にしたほうがいい?
・カードタイプの枚数は前後してよい?
・各色に数枚、切り札を入れたい。ダブルシンボルでもよい?(セラ天やシヴ山等)
・ポータルのように、インスタントタイミングでのカードは入れない方が分かりやすいか?
特にコンバットの説明が難しい。

・各色の入れてみたいフィニッシャー
白…天使
青…海の生物、飛行もったやつ
黒…デーモン
赤…ドラゴン、エレメンタル
緑…でっかいビースト?

・色ごとの特徴が出ている能力を採用する
白…先制攻撃、二段攻撃、絆魂、警戒、タッパー、エンチャント破壊、低マナ優秀生物、バットリ、プロテクション、ライフゲイン、レンジストライク、全体強化、攻撃制限、追放

青…バウンス、カウンター、ドロー、飛行、お尻でっかち生物、パワーマイナススペル、LO、インスタント、飛行、呪禁、果敢、アンブロ、タップ、コントロール奪取、ライブラリー捜査、コピー、イリュージョン、占術

黒…畏怖、威嚇、威迫、絆魂、接死、再生、シェイド能力、ハンデス、確定除去、マイナス修正、ハスク、リアニメイト、ドレイン、スーサイドファッティ、墓地追放

赤…頭でっかち生物、速攻、威迫、先制、二段攻撃、トランプル、果敢、攻撃強制、スーサイドウィニー、ランダム性
反逆の行動、アンブロカッル、点数火力、全体火力、ティム、パワー強化、AF破壊、

緑…ファッティ!、マナサポート、AFエンチャント破壊、巨大化系、呪禁、到達、接死、格闘、ブロック強制、ライフ回復、墓地回収



・色ごとの特徴が出ている種族を採用する
白…人間、戦士、兵士、ペガサス、グリフィン、スピリット、天使
青…海の生物、エレメンタル、鳥、フェアリー
黒…ゾンビ、デーモン、スピリット、ならずもの、
赤…ゴブリン、エレメンタル、ドラゴン、狂戦士、ミノタウロス
緑…エルフ、ビースト、蜘蛛


考えと概要はこんなところでしょうか。
デッキの中身についてはまだ考え中です。

まぁ難しく考えなくても、ようはそれが面白くて分かり易ければいいので、自分なりのこだわりの部分だと思います。
詰め込みたい要素でいっぱいになってしまったら、ルール導入用とワクワクする魅力的なものの、2種類作ってもいいですね。

ただ、色の強さを強調していくとダブルシンボルのカードが多いので、それをどうしようかなと思っています。
セラ天やシヴ山はマジックの魅力を伝えるうえで是非入れたいですが、6枚目の特殊土地(ゆらめく岩屋とかマナの合流点)を入れるか「マナリス」のようなAFをデッキに忍ばせるか……。

う~ん、どうしましょうか。
こうやって考えるのも楽しい瞬間ですね。

次回は、お試しのリストを掲載しようと思います。まだ考えている所ですので、「これなんかどう?」という1枚や、「こういう考えはどう?」とルールや考えについても、何かご意見があれば有り難いです。

余りカードで作れると思うので、みなさんもどうでしょう?
作っておくと意外な所で、新たなPWの灯りをともすキッカケになるかもしれません!
【未経験者に向けたMTGを楽しむゲームの形作り】

前回の記事では集団の目指す所を設定しました。

1、楽しさを共有出来る場
2、上級者→中級者→初心者 と教える関係が生まれる、また高め合える場

この2つです。
今回から実際のゲームを考えたいと思いますが、これら2つの目標がゲーム自体のコンセプトです。

まず、MTGはただそれだけで十二分に面白い要素に溢れていることを今更語る必要もないですよね。
既にMTGをプレイしたことのある経験者には、ちょっと手を加えるだけでいいかと思います。

一方、ちょっと考えなければいけないのは初心者に対してです。
MTGはルールが簡単とは言えません。
ルールを覚えさえすれば、そこからどんどん惹かれていく可能性がありますが、今までに触れたことがないプレイヤーにとっては、難しいルールが大きな壁になるかもしれません。

特に難しいと思うのが女性です。私が遊戯王をプレイしていた時からの経験になりますが、誘ったはいいものの、ゲームの説明となると、

私「これがこーで、あーで~」

相手「え、え、え。どゆこと???」

私「えーっと、これがこうで……こうなるでしょ?」

相手「……なんか覚えること多くてむずかしいね」

相手「私には向いてないかも……」

相手は去って行った……。

っていうパターンになりがちで、中々うまくいった試しがありません。
(私の説明が上手くなかったというのもあったと思いますが……。そんなに経験があるわけではないですが、カードゲーム、ひいては対戦型のゲームをプレイする女性は男性と比べて圧倒的に少ないと思います。(個人的な体感です。まぁ間違いないですよね、悲しいことに……)そして経験が少なくなるほど、ルールが理解しづらく、難しくなるでしょう)

まず、ターン毎に進んでいくという概念がなかったりしますからね……。ドラクエやポケモンもやったことがなく、人生ゲームやババ抜きぐらいしか経験がない人にカードゲームをやってみない、と持ちかけても受け入れ難いところがあるのは仕方ありません。

女性に限らず、カードゲームや対戦型のゲームを遊んだことがない人、というのはそれだけでハードルが高いわけです。高齢の方とか。
そんな人が、そもそもマジックに興味もつの? という疑問はあるものの、それは今回考える事柄ではありません。

ここで重要なのは、 出来るだけ広く、どのような人でも、分かりやすく、楽しめるゲーム を考えることです。

前置きが長くなってしまいました。
簡単な話を長く説明してしまうのは直したいですね……。

それでは実際のゲームの構想です。(長くなったので次回に続く)
【いかにMTGを楽しむか】

前の記事では、MTGを楽しむということ、対象とするプレイヤーの大まかなイメージを分類しました。
1 MTG経験者-ゲーム希望者
2 MTG経験者-イベント希望者
3 MTG未経験者


の3パターンです。これらのプレイヤー達が(個別にでも)魅力を感じ、かつこちらの意図するところまで運営が出来れば理想的です。

意図するところ、というのは目標です。MTGでいう、デッキコンセプトですね。
ここでは、私が思う「こんな感じの集まりはいいな」というもの。これから変わっていく可能性もありますが、今のところ考えているのは


1楽しさを共有出来る場
2上級者→中級者→初心者 と教える関係が生まれる、また高め合える場

の2つです。

この2つは、今回に限らず様々なワークショップやサークル活動をする上でも根本的なものになると思います。
これらの条件を達成するゲームを作るのが目標になります。


まとめると、楽しくMTGをプレイ出来て、自然と教え合えたらいいね、というもの。
遠まわしな言い方で余計に分かりづらくなってしまいましたが、単純なものです。

しかし、これでゲームの方向性を考えていく為の土台の説明は終わりです。

次回からは実際にゲームを考えていきたいと思います。

【いかにMTGを楽しむか】

MTGを楽しむ、を大まかに分類すると

1、個人で楽しむ
2、集団で楽しむ

の2つに分けられます。
1の「個人で楽しむ」、というのもまた触れたいですが
とりあえずは2の「集団で楽しむ」、をまずは考えようと思います。

それで、「集団でMTGを楽しむ」ための条件ですが

1 親しみやすいゲーム・イベントの作成
2 ゲーム・イベントに適した環境作り
3 実際にプレイするプレイヤー

この3つだと考えています。
単純に 「人」・「場所」・「モノ」 が揃うことが遊びの条件ですね。

この3つについてそれぞれ考える必要が出てきます。
といっても、2と3は現実の条件によって左右される部分ですので、ある程度の構想を練った後の具体的な諸問題は実際に活動を進めていく段階で個別に考えていけばいいことです。

予め準備しておけることは、1の親しみやすいゲームとイベントの形を作ることです。最も重要で根本的な所と言えます。

親しみやすいゲームはどんなものか? それは対象とする人物によって変わります。
今のところはこれぐらいの分類を考えています。

1 MTG経験者-ゲーム希望者
1a ドラフト・シールド等のリミテッドを希望する人
1b 構築好きで各フォーマットで対戦を希望する人(モダンやスタン、EDHとかタワーマジックとかはここに分類)

2 MTG経験者-イベント希望者
2a チームシールド、小規模な大会、拡張アート会、MTGプレイヤーの飲み会、何かしらの合宿とか勉強会等の、人の集まりを希望する人。

3 MTG未経験者
(多種多様な人が内包されますが、MTGに興味があるがルールが分からない人、として一律に考えます)

の3つです。

MTGの経験者の中でも、好きなタイプを分けました。
ちなみに、ガチかカジュアルかといった意識の程度の差はありますが、それは問題にしていません。

~~~~~補足~~~~~~~
ガチになるかどうかは、個人の要素よりも催し物側の要素が強いと思っているからです。
賞品が豪華だったり参加費が高価であったりと、リスクとリターンが高ければ自然と緊張感が高まりますし、逆もしかり。
その他にも、場所の雰囲気やプレイしている人達で作られるコミュニティの影響力もあるでしょうし、参加するプレイヤーの意識についてはある程度企画側が調整できると思います。
大切なのは、楽しいと思うかどうか。ニーズがあるかどうか。
遊びたいと思えるものがメニューにのっているかどうか、だと考えています。
~~~~補足終了~~~~~~

それと未経験者。
これはMTGのコミュニティ外の人を大雑把にまとめました。それこそ千差万別です。
ですが、ここで考えたい事は「親しみやすいゲームとイベントの形を作ること」ですので深く追及せずに「MTGに興味はあるが、ルールが全く分からない」人と位置付けて考えます。

これら3つの人を対象として、【親しみやすいゲームとイベントの形】のモデルを考えていきます。




私もMTGに触りだしてから4年ほど。まだまだ若輩者です(ですよね?)。

MTGというと構築・リミテ・その他(特殊なカード遊び・拡張アート・コレクション・カード株(遊び?))が思い浮かびますが、ここにのっていない、こんな遊び方があるよ! というものがあれば、教えてもらえればとても嬉しいです。


そもそもMTGってゲーム希望者、イベント希望者以外にこんな人いるよ~、とかとか。

コメント・意見は大歓迎です!
【いかにMTGを楽しむか】

・人が集まる場所を作りたいから

これが三つ目の理由。MTGとは関係ない個人的な理由です。

私事で恐縮ですが、将来人が集まる場所を作りたいと考えています。
今すぐという話しではなく、しばらくは先の将来の話です。商業や利益といった目的でなく、遊びや勉強ができる場所が作りたいという、まだ抽象的なイメージでしかありませんが。

その場所の中で、MTGも遊び道具の一つとして置ければいいな、と考えています。

そして近い将来の話(になればいいのですが)、もし可能であればカジュアルなMTGの集まりでも出来れば嬉しいですね。

以上が私の【いかにMTGを楽しむか】という提起をした3つの理由です。
見てくださってありがとうございました。

MTGを楽しむ、という言葉を聞くとみなさんはどんな情景を思い浮かびますか?
もし、「こんな遊び方楽しいよ!」という意見があれば是非聞かせてもらえればと思います。


次は、「いかにMTGを楽しむか」のテーマを実現していくための構想を書き出していきたいと思います。コメント、意見は大歓迎です。
【いかにMTGを楽しむか】

理由、その2です。
・MTGを誘う時、競技ありきで考えるとハードルが高い点。

MTGを触ったことがないプレイヤーを誘ったことが3回あります。
その時のことなんですが…

誘えた! ルールを単純なカードで教える

相手「楽しいな!」

相手「デッキ作りたいぞ!」

相手「え……、高くない?(引き気味)」or「私のデッキ弱過ぎ……勝負にならない(泣)」

相手は去って行った。。。

……と、まぁ上手くいかなかったんです。

カジュアルに遊ぶ分には良かったんですが、遊びの範囲を広げようとすると自然とショップや大会に繋がり、そしてそこで切れてしまいました。

当時も薄々分かっていたのですが、新規参入者にとって高額な出費や長時間勉強しなければならない、というのはハードルが高すぎます。

「別に、除序に知識やデッキを強化していけばいいじゃない」
という意見もあると思います。

でも、それはなかなか辛い道です。やっぱり負けると悔しいし、負け続けると心が折れます。MTGは大会参加費というのが300~500円ほどかかる所が多いですし、はした金でも負け続けると金額的にも嫌な気持ちになってしまいます。

まぁ、それが嫌なら勝てるデッキを作れ、っていう所に戻ってしまうんですよね
私は、安いデッキで試行錯誤するというのが楽しく、そのスタンスで続いていますが、みんながみんなそれで楽しめるわけじゃないとは思います。

FNMから誘った子と一緒に帰る時、連れて来なければ良かったと後悔しました。あの時、カジュアルな楽しみ方で遊んでいれば今頃もMTGを一緒に出来ていたのかなぁと思います。

※続きます(理由があと1こ)
【いかにMTGを楽しむか?】

いきなりですが、私の中での今年のMTGに対するテーマです。
もう9月だから、今年は既に2/3が過ぎたんですね…(無常)


考えが大体まとまってきたので、これからちょくちょくDNに書いていきたいとます。
需用? 知らん!
でも、同じMTGプレイヤーの方から意見をもらえたらとても参考になるし、単純にこーいうことを喋り合うっていうこと自体がとても楽しいので、よければご意見ください!


ということで、まず、なんでこんなん書くの? 
という疑問もあると思うので、私の思いから書きます。

私はMTGが好きです。FNMが好きです。大会も好きです。
好きなんですが…
「もーちょい気軽に遊べたらいいなぁ」とも思っています。
その思いを実現したいのが【いかにMTGを楽しむか?】というテーマ。

まとめると、もっとMTGを楽しみたいので、気軽に遊べる形を作りたいな、ということです。

こう思う理由は3つあります
・気軽に遊びたい時にMTGを遊べたらいいな、と思う時があるのが1つ目の理由。

お店の大会って面白いけど色々と神経も使いますし、疲れます(みなさん元気ですけど、終わった後はやっぱり疲れてますよね?)。一般的なスイス三回戦でも3時間ぐらいかかっちゃいますしね。
ちょっとした気晴らしや息抜きに遊びたいけど、今から疲れるのはちょっと……という時、ありませんか?
休みの日とかで、ガッツリ遊びたい! って時なら良いんですけれど、ちょっと遊びたいだけ、っていう時にはあんまり気乗りしません。

それとMTGで遊ぼうと思うと大会とか、何かしらのフォーマットのフリプの選択肢になると思います。そうなると、どうしてもメジャーなフォーマットのデッキを作る必要があります。

ですが、その用意をしなきゃいけないのが面倒な時があります。
メタに追い付けてなかったり、正直デッキが弱そうで自信無いなぁ……っていう時。そもそもモダンやレガシーはカードパワーが高すぎてデッキを一つ作ること自体敷居が高いかと思います。

ドラフトやシールドなら用意するものがほとんど無くて良いんですけれど、ドラフトやるには人数が4~8人必要ですし、シールドならパックを購入する相手が必要(自分で買って用意してもいいけど、出費が4000円ほどかかる)なので、気軽にやるにはこれもハードルが高いかと。

これが1つ目の理由です。競技への意識が高い人なら問題ないと思いますが、それほどお金や時間をかけられない人が楽しむには環境自体のハードルが高いと思ってしまいます。

とはいっても、そもそも商売上仕方ないところがあるとも思いますし、プレイヤー側としてもマイノリティ側の意見かもしれません。

だからこそ、自分で考えてみようと思い立ったわけでもあります。

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